こんにちは。
あいあい接骨院倉敷連島院です。
今回はゴルフについて書きました。
【ゴルフ中に起こりやすいケガや障害】
ゴルフはプロ選手から一般人まで、幅広い年齢層の方が楽しんでいるスポーツですが、その反面、ゴルフが原因で起こる障害も多くあります。
実際にあいあい接骨院でもゴルフが原因であろう体の障害の施術を受けに来院される患者さんも多くいらっしゃいます。
その中でも特に多いのが、腰、手首、肘です。
これらを1つずつ解説していきます。
【腰痛】
腰痛はゴルフ関連の痛みの中で一番多い障害です。
一般の方でもそうですが、プロ選手の体の障害でも特に多いそうです。
腰は構造上、体を前後左右に倒すことはできますが、体をねじるなどの動きは出来ません。
しかし、スポーツの指導者からは「腰を回せ」という指導を受けているといった声も聞きます。
特にゴルフは身体を大きくねじるスポーツなので、腰に無理な負担がかかりやすく、痛めてしまうケースも増えてしまいます。
ゴルフで腰を痛めてしまった時に、痛めやすい組織が、
①椎間板
②椎間関節
③筋肉
の3つが多いと感じます。
まず①の椎間板ですが、この名前は聞いたことがあるかもしれません。
椎間板ヘルニアと言われる腰痛の、あの椎間板です。
椎間板とは腰の骨である腰椎の骨と骨の間にあるクッションのような役割をする軟部組織です。腰の骨にかかる負担を軽減する他に、腰の動きをサポートするといった役割なども行っています。
そんな椎間板ですが、上からの圧力には強いのですが、ねじられる力には弱く痛めやすい構造となっています。
また、上からの圧力も、繰り返し強い力が加わり続けると、椎間板の中にある髄核と言われる物が後方に飛び出してしまいます。
これが椎間板ヘルニアです。
飛び出した髄核が神経などに当たると足のしびれなどを感じるようになります。
②の椎間関節は腰の関節で腰の曲げ伸ばしの際に主に働いている関節です。
前述の通り、腰は身体をねじるといった動きは出来ない為、ゴルフで無理に腰をねじろうとするとこの椎間関節に負担がかかってしまいます。
③の筋肉は腰の骨の周りにある筋肉をゴルフ中に傷めてしまい痛みを感じるようになります。瞬間的に筋肉を傷めてしまう事もありますが、負担の積み重ねで腰の筋肉に痛みが出てくることの方が多いと感じます。
【手首】
手首は、ゴルフスイングの際に手首の関節や筋肉、靭帯に大きな負荷がかかることが原因とされています。
地面をたたいてしまった場合などの突発的な外力によるケガも起こりますが、繰り返しのスイングによるいわゆる「使い過ぎ」による痛みで来院される患者さんの方が多いです。
ゴルフで起こる手首の痛みは、
①腱の障害
②靭帯や軟骨の障害
が多いと感じます。
①の腱は、手首の小指側にある腱の付け根を痛めてしまい、来院される患者さんが多くいらっしゃいます。
ボールのインパクトの際に大きな負担がかかる為だとされています。
②の靭帯や軟骨は手首の中にある軟骨と靭帯が合わさってできている部位があり、その部分を痛めてしまいます。
この部位は痛めてしまうと、ゴルフのみではなく、日常生活にも大きな影響を与えてしまう為、注意が必要です。
【肘】
ゴルフ関連の肘の痛みは関節よりも筋肉の痛みの方が圧倒的に多いです。
肘に外側と内側にある筋肉の付け根の部分を傷めることが多く、急激な外力で突発的なケガより、負担の積み重ねによる障害の方が多くみられます。
症状としては、肘を動かした時よりも、手首や指を動かしたり、力を入れた時に肘に痛みを感じます。
【対処法】
まず、全ての痛みに共通して言えることが、「安静」です。
痛めてしまったら安静は原則ですので、無理をしないようにしましょう。
しかし、安静にして痛みがなくなっても、ゴルフを再開した時に再度痛みが出てしまう事があります。
その場合、体のケアが大切になります。
【体のケア】
体のケアと言っても症状によって様々です。
まず、体の中に、実際に損傷がある場合は、組織の回復を促すような施術を行う必要があります。接骨院で行っている事で言うと、電気や固定、徒手施術などがあげられます。
負担の積み重ねで起こっている痛みに対しては、その部分に負担がかかってしまう原因の改善が重要になります。
例えば、ゴルフをすると腰が痛くなりやすい場合だと、背中の動きや股関節の柔軟性を向上させていく必要があります。
このように、痛みのある患部のみではなく、その他に原因があり痛みが出やすくなっているケースも多くみられます。
【あいあい接骨院では】、
あいあい接骨院ではケガに対しての施術はもちろんですが、負担が積み重なって起こる障害に対しても施術を行っております。
まず、痛みの出ている患部が解剖学的にどのように痛めているか、各検査を行い、状態を把握し、その検査の結果から適切な処置を行います。さらに、痛みの出る根本的な原因を改善する「トータルバランス療法」で、患部を治すだけでなく、そもそも痛めにくい体づくりを目指します。
【パフォーマンスを向上させる為のストレッチ・エクササイズ紹介】
ここからはゴルフでのパフォーマンス向上に役立つ運動をご紹介します。
【筋力トレーニング】
ここで紹介する運動は筋力トレーニングです。
ゴルフで大切になってくるのが、「体幹」と言われる部位の筋力です、
体幹はよく耳にすると思いますが、手足以外の部分にある筋肉の事です。
腹筋などが体幹の筋肉の代表的な筋肉です。
この筋肉を鍛えることでゴルフでのパフォーマンスの向上が期待できます。
自宅でもできるトレーニングを紹介します。
【クロスエクステンション】
このトレーニングでは、ゴルフの飛距離を伸ばすことができます。
【やり方】
①床に四つ這いになり、対角の手足を伸ばします。
②その状態からさらに伸ばした手足をさらに上げていきます。
10回×3セット 左右行ってみてください。
【ストレッチ】
ストレッチはゴルフスイングの時にスイングの可動域を向上させることができます。
今回は背骨の中の胸椎という部分のストレッチについて紹介します。
胸椎は背骨の動きの中でも特に「ねじる」と「反らす」動きに特化しています。
【胸椎回旋運動】
①ベッドや床に横向きで寝転び、肘を伸ばした状態で体の正面で両手を合わせる
②上側になっている股関節と膝を90°に曲げる
③下側になっている腕と、足がベッドから浮かないように気を付けながら、顔と腕を反対側に向けていく
左右5回を1セットで1日2~3回行う
【胸椎伸展運動】
①壁の前に立ち、両手バンザイの格好で手をつく
②その状態から背中を伸ばす
15秒を3セット行ってみて下さい
【最後に】
今回はゴルフについて書きました。
今回書いた内容以外のケガや不調や痛みに対してもあいあい接骨院では対応しております。
お困りの際にはお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。