O脚による痛みを解消する為の方法

O脚による痛みを解消する為の方法
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こんにちは。あいあい整骨院新保院です。

今回は、O脚が原因で起こる可能性のある疾患とその特徴、そして痛みを軽減するための具体的な対策方法を解説します。O脚による膝や腰の痛み、歩きにくさなど、様々な症状でお悩みの方必見です。ここでは、ストレッチ、運動、日常生活での工夫など、具体的な方法を分かりやすく紹介します。

O脚の原因とは?知っておきたいポイント

O脚は、両膝が外側に彎曲した状態で、左右の内くるぶしをそろえても、左右の膝の内側が接しないものです。見た目の問題だけでなく、身体への負担が大きくなり、様々な疾患や痛みの原因となる可能性があります。O脚の原因は、遺伝的な要因、姿勢の悪さ、筋肉のバランスの崩れなど、様々な要因が考えられます。O脚の画像

まず、遺伝的な要因としては、生まれつき骨格の構造に問題がある場合や、親からO脚の遺伝子を受け継いでいる場合などが挙げられます。次に姿勢の悪さとしては、猫背や反り腰など、骨盤が歪んでいる状態がO脚の原因となることがあります。そして、筋肉のバランスの崩れとしては、内腿やふくらはぎの筋肉が弱くなったり、外ももの筋肉が硬くなったりすることで、膝が外側に彎曲しやすくなってしまうことがあります。

O脚は、放置すると膝や腰への負担が増加し、様々な疾患や痛みの原因となる可能性があります。また、O脚は歩行時のバランスが悪くなったり、運動能力が低下したりすることもあります。

O脚の改善には、適切な運動やストレッチ、姿勢矯正などが有効です。また、専門家のアドバイスを受けることも大切です。O脚の改善には、根気と継続的な努力が必要です。

O脚によって起こりやすい疾患として、代表的なものに「変形性膝関節症」も、O脚によって起こりやすい疾患の一つです。この疾患は、膝の軟骨がすり減ることで起こります。それにより痛み、腫れ、可動域の制限などを引き起こします。O脚では、膝の内側に体重が集中しやすいため、膝の軟骨への負担が大きくなってしまうのです。変形性膝関節症の初期症状としては、起床後身体を動かし始めた時や起き上がり動作時、歩き出そうとした時になんとなく膝がこわばる、重くて動かしにくいなどの自覚症状が現れます。

また、「腸脛靭帯炎」があります。この疾患は、腸脛靭帯と大腿骨外側上顆との摩擦により炎症が起こります。運動時の膝の痛み、立ちしゃがみや階段昇降時の痛みなどを引き起こします。O脚では、腸脛靭帯が過度に引き伸ばされることによって、大きな摩擦が生じて炎症を引き起こします。症状は多くの場合、膝の外側に痛みを感じます。軽度なものは運動を行った後に痛みが出現します。重症の場合は常に痛みを感じ、運動をいつもどおりに行うことができなくなります。

このように、O脚は様々な疾患や痛みを引き起こす可能性があるため、早期に対策を行うことが重要です。

痛みを軽減するためのストレッチ方法とは?

O脚の人は、膝や腰への負担が大きいため、様々な痛みに悩まされることがあります。その痛みを軽減するために有効な手段の一つに、ストレッチがあります。ここでは、O脚の人に効果的なストレッチ方法を3つ紹介します。

1つ目は、内腿にある「内転筋ストレッチ」です。まず、足裏同士を合わせて両膝を開く。手は足首または床につくようにする。背筋を伸ばし、息を吐きながら上体をゆっくり前に倒します。そして、呼吸をしながら20秒~30秒間キープします。その後、ゆっくりと上半身を起こします。内転筋は、脚を閉じる際に働く筋肉で、O脚の人は内転筋が硬くなっていることが多いです。このストレッチは、内転筋の柔軟性を高め、O脚の改善にも役立ちます。

ストックの画像

2つ目は、太ももの裏側にあるの「ハムストリングストレッチ」です。床に長座座ります。片方の膝を曲げ、足の裏をもう片方の脚の内腿につけます。伸ばしている脚の方に上体を倒していきます。この時に胸を脚に近づけるような意識で倒しましょう。筋肉が伸びて気持ちいいと感じるところまで行ったら、20秒キープします。その後反対側も同様に行います。ハムストリングは、太もも裏側の筋肉で、O脚の人はハムストリングが硬くなっていることも多く、柔軟性を高めることが重要です。

ストレッチをしている画像

3つ目は、ふくらはぎにある「腓腹筋ストレッチ」です。まず、壁や椅子に手をついて立ちます。片方の脚を後ろに引き、踵を床につけて膝をしっかり伸ばします。そのまま重心を前方へ移動し、膝裏からふくらはぎにかけて伸びていることを感じながら、30秒キープします。反対側も同様にストレッチします。腓腹筋は、ふくらはぎの筋肉で、O脚の人は腓腹筋が硬くなっていることも多く、柔軟性を高めることで膝への負担を軽減できます。

ストレッチをしている画像

これらのストレッチを毎日行うことで、O脚による痛みを軽減し、健康的な体作りを目指しましょう。ただし、ストレッチを行う際は無理のない範囲で行い、痛みを感じたらすぐに中止してください。

O脚の人は、骨盤の歪みによって膝が外側に彎曲してしまうため、太ももやふくらはぎの筋肉に負担がかかりやすくなっています。そのため、O脚の人は、太ももの内側や膝の痛み、ふくらはぎの張りなど、様々な症状に悩まされることが少なくありません。

O脚を改善し、痛みを解消するためには、筋肉のバランスを整える運動が効果的です。おすすめなのが、太ももの内側を鍛えるワイドスタンススクワットやふくらはぎをストレッチするカーフレイズなどです。

1つ目のワイドスタンススクワットは、両足を肩幅よりも広く開いて立ち、腰を落とす運動です。やり方は、まず足を肩幅よりも広く開き、爪先は外へ45度に向けます。そこから背筋を伸ばしたまま膝を曲げて腰を落としていきます。膝が90度になったら止め、元の状態に戻します。これを15回×3セット行います。この時、膝がつま先より前に出ないように注意しましょう。

ストレッチをしている画像

2つ目のカーフレイズは、つま先立ちになり、かかとをゆっくりと上げる運動です。やり方は、まず足は腰幅に開き真っすぐ立ちます。そこから上体がぶれないようにつま先で立ちます。その後ゆっくりとかかとをおりします。これを10回×3セット行います。この時、ふくらはぎに力を入れることを意識しましょう。ストレッチをしている画像

これらの運動を継続することで、太ももの筋肉が鍛えられ、O脚の改善に役立ちます。また、筋肉の柔軟性が向上することで、膝やふくらはぎの痛みも軽減されます。

O脚の人は、体の軸がずれているため、膝や腰への負担が大きくなりやすく、さまざまな痛みを感じることがあります。日常生活の中でちょっとした工夫をすることで、痛みを和らげることができます。

例えば、長時間座っている際は、姿勢を正して座るように意識することが大切です。背筋を伸ばし、骨盤を立てて座ることで、骨盤の歪みを防ぎ、腰への負担を軽減できます。また、足元にクッションなどを置くことで、足の角度を調整し、膝への負担を減らす効果も期待できます。

さらに、歩く際も、つま先をまっすぐ前に向けて歩くように意識することが重要です。内股気味に歩く癖がある人は、意識的につま先を外側に開いて歩くようにしましょう。これにより、足の軸が安定し、膝への負担を軽減できます。

これらの工夫を日常生活に取り入れることで、O脚による痛みを和らげることができます。痛みを感じやすい人は、無理せず休息することも大切です。

まとめ

O脚は見た目だけでなく、体の様々な部分に負担をかけ、痛みや疾患を引き起こす可能性があります。これを放置すると、膝や腰の痛み、歩きにくさ、さらには関節の変形にもつながることもあります。しかし、適切な対策を講じることで、O脚による痛みを軽減し、快適な生活を送ることができます。この記事で紹介したストレッチや運動、日常生活の工夫を実践することで、O脚の改善を目指しましょう。正しい知識と適切な対策で、健康的な体を取り戻し、アクティブな日々を送ることを目指しましょう。

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記事投稿者

あいあい整骨院 新保院 院長の大山悟司です。中学、高校と柔道をしていてケガをした時に整骨院に通いその際に先生に痛みをとってもらい感動しました。

岡山市南区にあります、あいあい整骨院 新保院 院長の大山悟司です。
中学、高校と柔道をしていてケガをした時に整骨院に通いその際に先生に痛みをとってもらい感動しました。自分を将来このような仕事を出来たらいいなと思い治療家の道に進みました。その時の先生みたいに、この仕事の素晴らしさや凄さを患者様に伝えれたらと思います。お身体でお悩みの事があればなんでもご相談下さい。
精一杯頑張って施術を行いますのでよろしくお願いします。

新保院(岡山市南区) 院長 大山 悟司

津山工業高校を2004年卒業、朝日医療大学校を2007年卒業。2008年から2013年まで岡山市中区にて整骨院勤務。2013年にあいあい整骨院入社し、2020年よりあいあい整骨院 新保院の院長に就任。
柔道整復師資格を保持。

身体の痛みなどでお困りでしたら、お気軽にお問い合わせください

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