こんにちは、岡山市中区にありますあいあい整骨院古京町院の河知です。
今更なのですが、みなさん『整骨院』という言葉を聞いて、何をしてくれるところなのか、イメージできますでしょうか。
整体院やマッサージ店などはよく耳にすることが多く、どのような事をしてくれるか想像できる方が多いと思います。
全国の整骨院数は令和2年度で5万件を超える整骨院があります。平成10年と比べると2.7万件も増えました。岡山県内でも570を超える整骨院があります。
しかし『整骨院』と聞いて何をしてくれるところなのか、どのような施術を行ってくれるのか。整体院やマッサージ店と何が違うのか。詳しく解説しようと思います。
整骨院とは?
整骨院(接骨院)は昔「ほねつぎ」などと呼ばれていました。
江戸時代を時代背景としている「必殺仕事人」の念仏の鉄さんもほねつぎの仕事をしていてる設定になっています。
現在整骨院で施術をするのは「柔道整復師」という国家資格保有者でなければ施術を行うことはできません。
柔道整復師が行う柔道整復術は武士の武術のひとつであった「柔術」にあると言われており、柔術の「活法」「殺法」と「正骨術」が融合して、現在の整復法が確立されたと考えられています。
整骨院(接骨院)で施術している柔道整復とは、柔術から派生した日本固有の伝統医療となっています。
柔道整復師の資格は全国にある柔道整復師を養成している施設(厚生労働大臣が認定した専門学校(3年制以上)、または文部科学大臣が認定した大学や3年以上の短期大学)に進学し国家試験に合格する必要があります。
整骨院で柔道整復師が施術できる健康保険の適用範囲は急性期の骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷になっています。
整骨院では、解剖学・生理学・運動学・整形外科学・臨床医学など様々な根拠をもとに教育・学問体系を構築し、施術を行っています。いわば柔道整復師とは「外傷施術のスペシャリスト」と言えるのです。
あいあい整骨院では、骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷など急性の症状であれば、加入してる健康保険へ療養費の申請を代行して行い、健康保険を利用して施術を行います。
また、急性外傷に該当しない施術に関しては、あいあい整骨院では自費診療にて対応させていただいております。
あいあい整骨院では、ケガの発生からケガの完治まで、さらに症状の根治や運動パフォーマンスの向上、ケガの予防まで、幅広い範囲での対応させていただいております。
スポーツなどでの急なケガはもちろん、慢性症状の肩こり等の「こり」や「はり」、原因が分からずずっと気になっている症状等でも身体について気になる点があれば、一度あいあい整骨院に来院してみてください。
さらに、交通事故や労働災害(労災)によるケガの施術も可能です。また必要であれば病院など専門の医療機関への紹介もさせて頂いております。地域の相談窓口としてお気軽にご利用頂ければと思います。
整骨院(接骨院)と整体院、マッサージ店の違いは?
整体院を開業する際に、柔道整復師や鍼灸師(はり師きゅう師)のような国家資格は特には必要ありません。
これまでに整体業界に携わったことがない方でも、簡単に開業することができます。
特に専門の学校を卒業しなくても施術が可能ですので施術者の技術の差が大きいと言えます。
さらに、施術者によっては、知識不足等で根拠のない施術を行う可能性もあります。
また、整体院では健康保険を使用した保険の適用はできません。
マッサージを受けられる場所としては一般的にリラクゼーションサロンや整体、エステやもみほぐしなど、様々な屋号があります。
本来マッサージとは、「あん摩マッサージ指圧師」という国家試験に合格した有資格者が運営する施術所で行われる業の事を指します。
そのため、巷に数多くあるエステサロンやリラクゼーションサロンで行われるのは「マッサージ」ではなく、「もみほぐし」とされています。マッサージに関して法律上明確な定義がされていないので、マッサージと表記されていても必ずしも「あん摩マッサージ指圧師」の有資格者が施術しているとは限らないケースもあります。
「マッサージ」を受けたい方は、「あん摩マッサージ指圧師」の有資格者の人が在籍しているのかどうかを確認してから施術を受けるようにしてください。
身体の不調を感じた時は、どこに行くべき?
「痛み」や「痺れ」などはっきりした症状が表れている場合には、国家資格者のいる「整骨院」や「鍼灸院」「マッサージ院」などで、相談した方が安全だと考えております。
あいあい整骨院では急性外傷の方は保険治療と合わせて、根本施術をするのに自費治療も提案させていただいています。
交通事故後の身体の痛みも自賠責保険でしっかり対応させていただいております。
交通事故の痛みが残る後遺障害にも大手の弁護士法人とも複数提携しておりますのでご相談いただければ誠心誠意対応いたします。
また、産後の骨盤矯正や施設の歪みの問題もあいあい整骨院にお気軽にご相談ください。
まとめ
整骨院(接骨院)と整体院の一番の違いは、「保険診療」が対応可能かどうかと国家資格が必須であることが大きな違いとなっております。
ここ数年、柔道整復師や鍼灸師、理学療法士といった国家資格の有資格者が整体院を開業していることも多くあります。保健所の登録が「整体院」の場合には、健康保険の適応はされません。
また、整骨院でも健康保険を使用しての診療には急性期の外傷で負傷理由がはっきりしていることと、労働災害や第三者行為でないというルールがあり、健康保険が適応されないケースもありますので、心配なことがあれば、まずはあいあい整骨院にお気軽にご相談してみてください。
繰り返しになりますが、あいあい整骨院では急性外傷の方は保険治療と合わせて、根本施術をするのに自費治療も提案させていただいています。
交通事故後の身体の痛みも自賠責保険でしっかり対応させていただいております。
また、産後の骨盤矯正や施設の歪みの問題もあいあい整骨院にお気軽にご相談ください。