ゴルフで起こる痛みの原因と治療法

ゴルフで起こる痛みの原因と治療法
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こんにちは、あいあい整骨院の小林です。

今日のお題はゴルフでの痛みについてです。人気のスポーツのゴルフですが、ゴルフで身体を痛めて来院される方があいあい整骨院にも多くおられます。またゴルフでの痛みは様々な場所に発生します。どこに痛みがでるか、あいあい整骨院ではどのように施術を行い、症状を改善に導いていくか書かせていただきますので、お暇があれば最後までお読みいただいたら幸いです。

 

ゴルフで痛みが発生しやすい場所

部位別の痛みが発生する原因と治療法

首の痛み

体の背面の筋肉と傷めている首の画像

スイングの際に構えてから振り切るまで、首を動かさずにボールをしっかり見る為(ヘッド・ビハインド・ザ・ボール)、首の位置を固定します。

その為、フルスイングすると、身体の柔軟性が悪い方の場合は、首に大きな負担がかかり痛みが発生しやすいです

また、ボールを見る時、首を下に曲げる事になります。その時に首、肩、背中の筋肉が頭の重さを支える事になるので大きな負担になります。因みに頭の重さは人のよって違いますが約5㎏ありますので頭を支えている筋肉には負担がかかってしまいます。

首の治療法

ゴルフでの首の治療は、まず身体の柔軟性を向上させる為に、全身の調整を行い、各関節の動きを良くし、首にかかる負担を軽減していきます。

次に頭を支える筋肉にEMSで刺激を加え、頭を支えやすいようにし、症状の改善を促していきます。治療のペースは最初の2週間は週2回治療を行い、徐々に改善がみられれば間隔をあけていきます。その後痛みが再発防止の為に月1回のメンテナンスをあいあい整骨院ではおすすめしています。

 

肩の痛み

体の前面の筋肉の構造と傷めいている肩の画像

ゴルフでの肩の痛みは通称ゴルフ肩(スイングショルダー)と言われ、ゴルフ肩とは病名ではなく、日常的にゴルフを行うことで肩関節周囲組織が損傷し起こる症状をいいます。症状は損傷した部位によって異なりますが、肩関節から肩甲骨周辺に痛みが出現します。また利き手とは逆の肩に出現しやすいと言われています。

また、ゴルフ肩といっても痛めている部位は様々なので鑑別が必要です。

腱板損傷、腱板断裂 ・上腕二頭筋腱損傷・肩峰下インピンジメント・変形性関節症

などゴルフ肩でも色々ありますので、あいあい整骨院では検査を細かく行い、どこの筋肉を痛めているか鑑別を行い、治療を行っていきます。

肩の治療法

ゴルフ肩の治療は全身の調整を行い、各関節の動きを良くし、痛めている筋肉に超音波治療を行います。また、お仕事などで痛めている部位を動かさないといけない場合は、テーピングを痛めている筋肉に制限するように貼らせていただきます。

治療期間に関しては最初の2週間は週2回治療を行い、徐々に改善がみられれば間隔をあけていきます。

 

肘の痛み

左腕の筋肉の構造と肘の痛めている画像

ゴルフでの肘の痛みは主にゴルフ肘と呼ばれ知っている方も多くおられると思います。

しかし、ゴルフ肘とは病名ではなく正式には上腕骨内側上顆炎と呼ばれます。

上腕骨内側上顆炎になる原因は主に使い過ぎによる炎症です。上腕骨内側上顆は肘の内側にあるでっぱりの事でそこに付着する手首を上に向ける筋肉が何度も何度も使われる事で痛みが出現します。

肘の治療法

ゴルフ肘の治療は急性期で腫脹、熱感がある場合はアイシング、テーピングを行い、患部の腫脹、熱感を治める治療をします。腫脹、熱感が治まれば、患部に超音波治療、手技治療、肘のアライメント調整を行い、改善を目指します。

治療のペースは、最初は週に3回程行い、痛みの軽減具合をみながら間隔をあけていき、徐々にプレーをしながら痛みの程度でペースを相談しながら決めていきます。

 

手首の痛み

手の筋肉の構造と手首の痛めている画像

ゴルフでは手首も痛めやすい場所です、痛める場所で原因が違うので説明させていただきます。

まず、両手首共通の痛みも主な原因は肘と同様に使い過ぎによる炎症になります。

特に手首で考えられるのは腱鞘炎です。腱鞘という腱が通るトンネルの事で、そのトンネルを通る腱が損傷したり、腱鞘との摩擦によって炎症し痛みが出現します。

また、小指側の痛みではTFCC(三角線維軟骨複合体)の損傷を疑う必要があります、

TFCCとは小指側の手首にある、靭帯や軟骨、関節円板の集まりの事を指します。

TFCCは手首の衝撃を約20%吸収していると言われています、なのでインパクトの瞬間やダフった時などに大きな衝撃を受け損傷してしまいます。

手首の治療法

ゴルフでの手首の痛みの治療では使い過ぎによる痛みが多く、まずゴルフを中止してもらい、なるべく痛みがある所を動かさないように安静にしてもらいます。

肘の治療同様に腫脹、熱感がある場合ではアイシング、テーピングを行い、腫脹、熱感の改善を促します。その後、患部に超音波治療や前腕の筋肉を治療し、手関節のアライメントを調整し改善を促していきます。

治療のペースに関しましては、最初は週に3回程行い、痛みの軽減具合をみながら間隔をあけていき、徐々にプレーをしながら痛みの程度でペースを相談しながら決めていきます。

また、ご自身でもスイングの見直しや、スイング時のクラブを握る際に力の入れ具合などに注意して頂いたほうがより痛めにくいと思います。

 

背中の痛み

体の背面の筋肉の構造と傷めている背中の画像

ゴルフでの背中の痛みは基本的には利き手の反対側に発生しやすいといわれ、特に猫背など姿勢が悪い方に多くみられます。ゴルフのスイングのように腕を大きく動かす動作は、肩甲骨、背骨、肋骨、背部の筋も一緒に動きます。しかし身体の左右差、姿勢不良、筋肉のこわばりなどがあると無理に筋肉を動かしている事になるので負担が大きくかかり痛みに繋がりやすいです。特に、猫背の人は背中の筋肉が常に緊張し肩甲骨が左右に引っ張られており、その状態で何度もスイングをしていると、インパクトの衝撃や、フォローにかけてクラブを引き上げる動作によって肩甲骨を内側に引き寄せる菱形筋の左側や、腕を後ろに引く広背筋の左側に負担がかかり痛みが出現しやすくなります。

また、ゴルフでの背中の痛みで最も気を付けないといけないのは、肋骨の疲労骨折になります。肋骨の疲労骨折も利き手の反対側の第3~9肋骨におきますが、特に好発するのは第6、7肋骨です。背中の痛みが出現して、その痛みを我慢しながらゴルフを行うと骨が筋肉を何度も引っ張る事によって疲労骨折になってしまうので、痛みが出現したら、なるべくゴルフを中止するようにしてください。

背中の治療法

ゴルフでの背中の痛みの治療ではまず肋骨が疲労骨折していないか検査を行います、疲労骨折の疑いがある場合は整形外科に受診をして頂きレントゲン検査を行ってもらいます。疲労骨折の疑いがない場合は主に全身の調整を行います、痛みの原因でも記載した通り、姿勢が悪くなると肩甲骨の動きが悪くなり、痛みに繋がる事が多くある為、全身の調整を行い、姿勢の改善を図ります。また、背筋などが弱く良い姿勢が保てない方に関してはEMSを行い筋肉の向上を目指します。

治療のペースは週2回全身の治療、EMSを行い、改善がみられれば週1回に頻度を下げ、その後再発防止の為に月1回~2回のメンテナンスをあいあい整骨院ではおすすめしています。

 

腰の痛み

体の背面の筋肉の構造と痛めている腰の画像

最後にゴルフで腰に痛み出る原因について書かせていただきます。

ゴルフのスイング時には骨盤は固定しながら腰をやや前屈し回旋をすると思います、その際に腸腰筋などは縮み、腹筋はねじれ、下肢後面の筋肉は伸ばされています。また壁を作って打つようにする為に利き手の反対側の骨盤の外側の筋肉は縮まっています。

このようにスイングする際には色々な筋肉が作用している為、筋肉の柔軟性が失われていると腰にかかる負担が大きくなり、腰痛に繋がります。

腰の治療法

ゴルフでの腰の治療は、身体の柔軟性を向上させる為に、全身の調整を行い、各関節の動きを良くし、腰にかかる負担を軽減していきます。

治療のペースは週2回全身の治療を行い、改善がみられれば週1回に頻度を下げ、その後再発防止の為に月1回~2回のメンテナンスをあいあい整骨院ではおすすめしています。

 

まとめ

このようにゴルフでは色々な場所に痛みが出現しやすいスポーツです。

皆様が快適にゴルフを行えるようにお手伝いさせていただきますので、上記の症状以外の方でも1度あいあい整骨院にご来院ください。

長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。

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記事投稿者

岡山県岡山市にて整骨院3店舗を展開するあいあい整骨院です。骨盤矯正など身体の歪みを正す施術の他に、交通事故・むち打ち治療も行っています。一時的に痛みを和らげるといったような表面的な治療ではなく、筋肉・骨格・関節・神経など様々なアプローチで痛みの根本を改善することを目指し、お客様と向き合っています。岡山市で、腰や肩などの部位に痛みを抱えている方は、施術実績10万件以上の当院にて是非ご相談ください。

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