こんにちは。あいあい整骨院新保院です。
肩関節や肘関節は野球などでボールを投げる際や腕を上げる際によく使うので、痛みや怪我が発生しやすい場所です。肩や肘が痛くなると運動は勿論のこと、服を着る動作や髪を洗う動作など日常生活やスポーツをする時に支障が出ます。
今回はスポーツで起こりやすい肩の痛みについて書かせていただきます。
肩関節の外傷で最も有名な野球肩(別名:リトルリーグショルダー)は野球の投手に多く見られる症状ですが、テニスやバレーボール、ハンドボール、やり投げなどの競技でも発症します。
原因のほとんどは肩の使いすぎ(オーバーユース)によるものです。
野球の場合は投球動作の繰り返しにより肩関節に過剰なストレスがかかった際に、炎症や損傷がおきます。
投球時の痛みから始まり、悪化すると日常生活で少し肩を動かすだけでも痛みが走るようになります。
目次
野球肩の種類
野球肩と言われる痛みの原因にはいくつかの種類があります。
それをご紹介していきます。
自分の症状がどれに当てはまるかご確認してみて下さい。
肩峰下インピンジメント症候群
インピンジメントとは「衝突」という意味です。
上腕骨の先端が肩峰(けんぽう)や烏口突起(うこうとっき)などに衝突して炎症や損傷を起こす症状です。
野球以外にもテニスなど、肩よりも腕を高く上げる動作が繰り返されることで発症します。
肩を上げていく時に、ある一定の角度で痛みや引っ掛かりを感じ、それ以上に腕を上げられなくなるのが特徴です。
肩峰下インピンジメント症候群での病変が第1期〜第3期に分かれていて、対応可能かどうかが決まります。
第1期(急性炎症期)
外傷で棘上筋腱に出血と浮腫が発生し、局所の安静により経過とともに消失します。
どの年齢にも起こるが、特に25歳以下に多いです。
第1期ですとあいあい整骨院でも対応可能です。
第2期(亜急性炎症期)
外傷を繰り返す事で、腱および滑液包に繊維化が生じ慢性腱炎になります。
一時的には炎症が消失しますが、肩の過度の使用で再発します。
保存療法の適応で、あいあい整骨院でも対応可能ですが、痛みが軽減しない場合は、肩峰下滑液包切除、烏口肩峰靭帯切離の適応となります。
第3期(腱断裂期)
棘上筋腱、肩峰下滑液包、烏口肩峰靭帯などがに不可逆性変性が生じ、腱板が断裂します。
肩峰前下面を切除する肩峰形成術と腱板縫合術の適応となりますので整形外科等の医療機関への受診をおすすめ致します。
あいあい整骨院での治療法とメニュー
インピンジメント症候群に対するあいあい整骨院での治療法としては、まず初めにROM(関節可動域)や、テスト法などを実施して評価を行い、損傷度や状態を把握致します。
急性期では冷罨法(アイシング)を行い、鍼治療や超音波や手技などで周りの組織の回復を早め痛みを軽減させ早期治癒を促します。
痛みが軽減してきましたら、再発防止の為にあいあい整骨院オリジナルの「トータルバランス療法」で肩関節や肘関節の骨格の歪みやズレを正常な位置に整え、EMSで体のインナーマッスルを鍛えて体幹を安定させて、怪我を再発させない身体作りを行っていきます。
上腕骨骨端線離開(じょうわんこつこったんせんりかい)
成長期の小児に多発する投球障害です。
成長期の骨は大人に比べて強度が低いため、オーバーユース(使いすぎ)により上腕骨の骨端線に離開が生じます。
主な症状は投球直後の鋭い痛みです。
放っておくと上腕骨の成長障害が起こる可能性があります。
あいあい整骨院での治療法とメニュー
この症状はあいあい整骨院では適応ができない為、整形外科等の医療機関の受診をおすすめ致します。
上腕骨骨端線離開にならない為の予防としては、肩関節や肘関節だけではなく身体の全体の柔軟性を良くしておくことが大切です。
あいあい整骨院オリジナルの「トータルバランス療法」では患者様に合わせて関節や骨格の歪みやズレを整え、ストレッチも行い怪我が起きにくい身体づくりを目指していきます。
腱板損傷
棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋の四つの筋肉の腱の部分が集合したものを腱板といいます。
腱板損傷は肩と腱板が衝突して起こる怪我です。
過剰な肩の回旋運動によって生じます。
痛みで腕が上がらなくなったり、夜間痛(痛みで眠れなくなる)が出たりします。
症状を放置する事により、肩関節周辺の筋萎縮や脱力、さらに拘縮などが出現すると観血療法(手術)の適応になります。
あいあい整骨院での治療法とメニュー
腱板損傷に対するあいあい整骨院での治療法としては、まず初めにROM(関節可動域)や、テスト法などを実施して評価を行い、損傷度や状態を把握致します。急性期では冷罨法(アイシング)を行い、鍼治療や超音波や手技などで周りの組織の回復を早め痛みを軽減させ早期治癒を促します。
痛みが軽減してきましたら、再発防止や筋萎縮や拘縮防止の為にあいあい整骨院オリジナルの「トータルバランス療法」で肩関節や肘関節の骨格の歪みやズレを正常な位置に整え、EMSで体のインナーマッスルを鍛えて体幹を安定させ、怪我を再発させない身体作りを行っていきます。
肩甲上神経損傷
フォロースルー(ボールを投げ終わる瞬間)のように腕を振り下ろす動作をした時に、肩甲上神経(棘上筋、棘下筋)腕を挙上するのに必要な筋肉が締め付けられ、痛みや、しびれ、疲労感などが発生する障害です。
テニスやバレーボールなど、野球以外のスポーツでもオーバーアームパターンを反復して行うスポーツ選手に発生します。
痛みやしびれなどで肩が上げづらくなり、肩を使わなくなってくると棘下筋が萎縮します。
肩甲上神経損傷は五十肩や胸郭出口症候群と誤診されやすく、見落とされやすい症状の一つです。「最近片方の肩が痩せ細っているな」「肩が上げづらい」と感じましたら、整形外科等の医療機関への受診をおすすめ致します。
あいあい整骨院での治療法とメニュー
肩甲上神経損傷は医療機関で診断を受けた後にあいあい整骨院で鍼治療や超音波や手技などで周りの組織の回復を早め痛みを軽減させ早期治癒を促します。
痛みが軽減してきましたら、再発防止や筋萎縮や拘縮防止の為にあいあい整骨院オリジナルの「トータルバランス療法」で肩関節や肘関節の骨格の歪みやズレを正常な位置に整え、EMSで体のインナーマッスルを鍛えて体幹を安定させ、怪我を再発させない身体作りを行っていきます。
動揺性肩関節症(ルーズショルダー)
動揺性肩関節症は外力が加わったり、使い過ぎで起こるものではなく、
また肩関節周辺の骨や筋に異常がないにも関わらず肩関節に動揺性を認める不安定症の事を言います。
女性や若年者、スポーツ選手に多いです。
肩が重だるかったり、肩関節の運動時に痛みがある、
重いものを持とうとすると、肩が抜けるような気がする。などの症状があります。
サルカス兆候(腕を下に引き下げると肩関節の間のところに隙間ができる状態)の確認を行い、評価いたします。
あいあい整骨院での治療法とメニュー
動揺性肩関節症(ルーズショルダー)になる原因は明確に分かっていなく、生まれつき靭帯などが緩い人に起こることが多いです。
肩関節を支えるインナーマッスルである腱板(棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋)などの筋力低下でも起こり得ます。
その状態でバレーボールや野球など肩を良く使うスポーツを行うと肩関節や肘関節に歪みやズレが生じて他の怪我に繋がる恐れがありますので、あいあい整骨院オリジナルの「トータルバランス療法」を行い、骨格の歪みやズレを整えます。
肩関節のインナーマッスルが低下している方ですと、EMSでインナーマッスルを鍛えて肩関節を支えて肩が抜けるような症状を抑える事ができます。
まとめ
最後になりますが、今回は肩関節の事について書きましたが上記の症状以外にも沢山の怪我や症状などがございます。
少しでも肩に違和感を感じましたら、あいあい整骨院へお越しください。