筋疲労と熱中症の隠れた関係〜あなたの体を守るために知っておくべきこと〜

筋疲労と熱中症の隠れた関係〜あなたの体を守るために知っておくべきこと〜
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7月に入り、連日の猛暑日が続く中、「朝から体がだるい」「筋肉の疲れが抜けない」といった声が増えています。日中はもちろん、夜間でも気温が下がりにくく、体がしっかりと回復しないまま朝を迎えてしまう方も多いのではないでしょうか。

こうした体調不良の背景には、「熱中症」と「筋疲労」が密接に関係しているケースが少なくありません。特にこの時期は、体温調節機能や水分・電解質のバランスが崩れやすく、それが筋肉の不調や慢性的な疲労につながることもあります。

本記事では、熱中症がどのように筋疲労を引き起こすのかを医学的視点から解説し、自宅でできる予防・改善のセルフケア方法、そして「なぜ整骨院の施術が効果的なのか」について詳しくお伝えします。

最後には、あいあい整骨院が提供する「根本改善のためのアプローチ」についてもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。汗を拭く女性


 

そもそも“熱中症”とは?メカニズムと症状の基礎知識

 

 

体内で何が起きているのか?水分・電解質の乱れと体温調節機能の限界

 

熱中症とは、高温多湿環境での外的な負荷が高まり、体温調節機能が破綻する状態を指します。体内で起きている主なメカニズムは以下の通りです。

  • 大量発汗による水分・ナトリウム・カリウムの喪失
  • 血液が濃縮され、血流が悪化
  • 筋肉に酸素や栄養素が行き渡らず、疲労が残る

実はこれらのメカニズムが、筋疲労の隠れた原因になっているのです。体温上昇による代謝異常も、筋疲労を回復しにくくする要因になります。

 

熱中症の3段階(軽度〜重度)と症状の違い

 

レベル 症状の分類 主な症状
Ⅰ度 熱失神・熱けいれん めまい、立ちくらみ、筋肉のつり、冷や汗
Ⅱ度 熱疲労 倦怠感、頭痛、吐き気、汗が止まらない
Ⅲ度 熱射病 意識障害、高体温、救急対応が必要な危険状態

この段階に応じて筋肉への影響も大きく異なり、軽度でも放置すると長期的な筋疲労につながります。


 

筋疲労との関係|なぜ熱中症が筋肉に影響するのか?

 

 

血流の低下 → 筋肉への酸素・栄養供給が不足

 

発汗による脱水は血液量を減少させ、血流が悪化して筋肉に酸素や栄養が届きにくくなります。細胞レベルでの代謝効率が落ち、疲労物質(乳酸・アンモニアなど)が蓄積しやすくなるのです。

 

電解質バランスの崩れ → 筋肉の収縮異常(けいれん・つりなど)

 

ナトリウムやカリウムは筋肉収縮において重要な役割を果たします。不足すると、収縮・弛緩リズムが崩れ、けいれんやつり、こり感が出やすくなります。

 

代謝異常 → 疲労物質が蓄積しやすい

 

体温上昇により代謝が乱れると、エネルギー生産が非効率になり疲労物質の分解が追い付かなくなるため、だるさや重さが長引きます。


 

症状別にみる「熱中症+筋疲労」チェックリスト

 

 

「朝から体が重い」「動作が鈍くなる」などの注意信号

 

  • 起床時にすでに筋肉が重たく感じる
  • 階段や立ち上がりがいつもよりつらい
  • 日中の疲労が夜持ち越すように

 

「足がつる」「腕や肩が張る」などの筋肉異常パターン

 

  • 静止状態でも足がつりやすい
  • 肩や首の張りが強く、動きにくさを感じる
  • 温熱環境で特に症状が顕著に出る

 

これって危険?セルフチェック項目で判定!

 

  • 症状が2日以上続く
  • 一晩寝ても回復しない
  • 集中力低下やめまいがある

→ 早めの専門ケアを検討する必要があります。


 

筋疲労が長引くとどうなる?放置によるリスクとは?

 

筋疲労を放置すると、筋肉だけでなく全身の機能低下や慢性症状に繋がる可能性があります。

  • 血流の滞り → 慢性的な肩こり・腰痛
  • 自律神経の乱れ → 睡眠障害・集中力の低下
  • 姿勢の歪み → 首や背中のハリ、膝や腰への負担増

さらに、日々の疲労が蓄積していくことで免疫力が下がり、風邪をひきやすくなる、回復が遅れるといった影響も。早期にケアを受けることで悪化を防げます。


 

自分で実践できる!日常での熱中症&筋疲労予防法

 

 

水分・電解質補給の正しいタイミングと種類

 

  • 起床時、作業・運動前後、寝る前に飲むことが目安
  • スポーツドリンクや経口補水液、お茶+塩一つまみ
  • 一度に多量ではなく、こまめで少量ずつが効果的

 

体温コントロール術(衣類・冷却・空調管理)

 

  • 通気性・吸汗速乾素材の服装を選ぶ
  • 冷却シートや保冷剤で首筋・脇を冷却
  • 室内は28℃+扇風機併用で空気循環を促す
  • 屋外での活動時は、WBGT(暑さ指数)を参考に行動を調整することで熱中症リスクを軽減できます
WBGT 熱中症警戒アラート

筋肉をケアする簡単ストレッチ&呼吸法

 

肩・首のストレッチ(椅子でOK)

  • 首を横に倒し15秒キープ×2セット(ゆっくり呼吸を意識)

太もも&ふくらはぎケア

  • 自重スクワット5〜10回
  • かかと上げ10回×2セットでポンプ機能活性化

呼吸×姿勢の改善

  • 3秒吸って6秒吐く腹式呼吸
  • 両肩をリラックスし、背筋を伸ばして行う

 

なぜ“整骨院での施術”が効果的なのか?

 

 

深層筋や筋膜へのアプローチで根本改善

 

セルフケアでは届きにくい筋膜の癒着や深層筋の硬直に対して、整骨院では手技療法や筋膜リリースを活用し改善します。

 

症状に応じた手技療法・電気療法・運動指導

 

  • 指圧・ストレッチ・筋膜リリース
  • 低周波・中周波などの電気療法で深部からの緩和
  • 姿勢指導や動作改善を取り入れた運動プラン

 

再発予防のための生活習慣アドバイス

 

姿勢改善などを日常習慣に組み込む指導も行い、再発を防ぎやすい体づくりをサポートしています。


 

あいあい整骨院が選ばれる理由

 

  • 完全オーダーメイド施術+セルフケア支援体制
    • 状態に応じた施術内容を一人ずつ設計
    • セルフケアや再発防止のメニュー提供(動画)
  • 平日・土日診療、夜20時まで+予約優先制
    • 仕事帰りや週末でも通いやすい
    • 駐車場完備/電話&LINE予約対応で安心

 

まとめ|熱中症と筋疲労は“セット”で対策を!

 

熱中症によって引き起こされる筋疲労は、単なる疲れ以上に体に負担が積み重なる現象です。しかし、以下のケアで予防・改善が可能です。

  • 正しい水分+電解質補給
  • 体温・姿勢・呼吸のコントロール
  • セルフケアと専門施術の併用

暑い環境では、自己判断に頼らず、違和感を感じたら早めの対応が肝心です。


 

その不調、あいあい整骨院で解決できます!

 

あいあい整骨院では、あなたの体の「声」を丁寧に聞き取り、最適な施術とセルフケア指導の両面からサポートします。

  • 岡山市で熱中症+筋疲労対応の実績多数
  • オーダーメイド施術と普段のケアを組み合わせた総合アプローチ
  • 平日夜20時・土日曜診療+予約優先だから通いやすい

「なかなか疲れが取れない…」「最近、つらい症状が続く」と感じたら、まずはお気軽にご相談ください。あなたの体調に合わせた最適なケアで、夏をもっと快適に過ごせるようサポートいたします。

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記事投稿者

あいあい整骨院 新保院 院長の大山悟司です。中学、高校と柔道をしていてケガをした時に整骨院に通いその際に先生に痛みをとってもらい感動しました。

岡山市南区にあります、あいあい整骨院 新保院 院長の大山悟司です。
中学、高校と柔道をしていてケガをした時に整骨院に通いその際に先生に痛みをとってもらい感動しました。自分を将来このような仕事を出来たらいいなと思い治療家の道に進みました。その時の先生みたいに、この仕事の素晴らしさや凄さを患者様に伝えれたらと思います。お身体でお悩みの事があればなんでもご相談下さい。
精一杯頑張って施術を行いますのでよろしくお願いします。

新保院(岡山市南区) 院長 大山 悟司

津山工業高校を2004年卒業、朝日医療大学校を2007年卒業。2008年から2013年まで岡山市中区にて整骨院勤務。2013年にあいあい整骨院入社し、2020年よりあいあい整骨院 新保院の院長に就任。
柔道整復師資格を保持。

身体の痛みなどでお困りでしたら、お気軽にお問い合わせください

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