こんにちは!
**岡山市南区にある「あいあい整骨院」**です。
今回は 「お酒(アルコール)が身体に与える影響」 について、詳しく解説していきたいと思います。
歓送迎会や飲み会、日々の疲れを癒す晩酌など、お酒は私たちの生活に深く関わっています。しかし、その影響を正しく理解している方はまだまだ少ないのが現状です。
この記事では、岡山市で健康に気をつかう皆さまに向けて、「飲酒が身体に与える具体的な影響」や「注意すべきポイント」について専門的な視点でお伝えします。お酒を飲む人も、飲まない人も知っておくと役立つ内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
1. 肝臓への負担とアルコール分解のメカニズム
肝臓は、体内に入ったアルコールを分解・解毒する重要な臓器です。アルコールは酵素の働きによって代謝されますが、過剰な飲酒は肝臓に大きな負担をかけ、次のような疾患の原因になります。
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脂肪肝:肝臓に脂肪がたまり、放っておくと肝炎や肝硬変へと進行するリスクがあります。
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アルコール性肝炎:倦怠感や黄疸、発熱などの症状が現れます。
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肝硬変:肝臓の細胞が壊れ、瘢痕組織に置き換わることで機能が著しく低下します。
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肝がん:肝硬変が進行することで、がん化のリスクが高まります。
2. 心臓や血管への影響
一部で「適量の飲酒は心臓に良い」といわれることもありますが、岡山市内でも心血管疾患に悩む方の多くは飲酒習慣が影響しているケースが見られます。
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高血圧:アルコールは血圧を上昇させ、動脈硬化を促進します。
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心筋症:過度の飲酒により心筋が弱くなり、心不全につながる恐れも。
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不整脈:飲酒後に心拍が乱れる「ホリデーハート症候群」なども報告されています。
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心臓発作・脳卒中:飲酒が引き金となることもあり、注意が必要です。
3. 脳とメンタルへのダメージ
アルコールは脳に直接作用し、気分や思考、判断力にさまざまな変化をもたらします。
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短期的な酔い:リラックス感や気分の高揚も、一歩間違えると判断力低下・事故・暴力へとつながります。
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記憶障害:長期的な飲酒は記憶力・学習力の低下、認知症のリスク上昇を招きます。
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アルコール依存症:一度依存すると抜け出すのが難しく、日常生活に支障を来します。
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うつ・不安の悪化:ストレス解消に思えるお酒も、実はメンタルに悪影響を与えることがあります。
4. 消化器への影響
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胃炎・胃潰瘍:胃の粘膜を傷つけ、消化不良や腹痛の原因になります。
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膵炎:重症化すると命に関わることもある危険な疾患です。
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消化器がんのリスク:口腔・食道・胃・大腸など、広い範囲にがんのリスクを高めます。
5. 免疫力の低下と感染症リスク
岡山市でも季節の変わり目に風邪やインフルエンザが流行しますが、免疫力が下がっている方は特に注意が必要です。
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アルコールは白血球の働きを抑制し、感染症への抵抗力を低下させます。
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肺炎・結核といった重篤な疾患にかかるリスクも上昇します。
適量の飲酒とは?
「適量」を守ることでリスクを減らすことができます。
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男性:1日あたりビール350ml×2本まで
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女性:1日あたりビール350ml×1本まで
週に数日は「休肝日」を設けるのも効果的です。
飲酒を控えるべき人
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妊娠・授乳中の方
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薬を服用中の方
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肝臓や心臓に疾患がある方
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アルコール依存の既往がある方
よくある質問(Q&A)
Q1:なぜ酔うの?
→ エタノールが脳に作用し、神経伝達を乱すことで「酔い」が生じます。
Q2:二日酔いを防ぐには?
→ 水分補給・食事をしっかり摂る・飲みすぎない・種類に注意(ワインやウイスキーなど)などが有効です。
Q3:未成年が飲んではいけない理由は?
→ 脳の発達、性ホルモンのバランス、内臓の負担に重大な影響があるため、法律でも20歳未満の飲酒は禁止されています。
健康的な飲酒習慣のために
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水を飲みながら飲酒する
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空腹で飲まない
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飲むペースをゆっくりに
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休肝日を週に2〜3回とる
おわりに ~身体の不調を感じたら~
お酒は人生を楽しむ一部ではありますが、身体への影響を正しく理解したうえで楽しむことが大切です。
「最近疲れやすい」「だるさが取れない」「眠れない」といった症状がある方は、それがアルコールによる内臓疲労や自律神経の乱れかもしれません。
岡山市でお酒による不調にお悩みの方へ
あいあい整骨院にご相談ください!
岡山市南区のあいあい整骨院では、内臓疲労や自律神経の乱れ、全身のだるさなど、アルコールの影響が関係する症状にも対応しています。
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姿勢のチェック
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内臓ストレスの緩和
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筋肉や関節のバランス調整
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自律神経を整える整体
など、専門的な視点からあなたの体をトータルサポートいたします。
「病院では異常がないと言われたけど不調が続く…」そんな時こそ、私たちにご相談ください。