こんにちは。あいあい整骨院新保院の大山です。
2022年は4年に一度のサッカーW杯が開催され日本代表がドイツ、スペイン等の強豪国に勝ち、ベスト16でクロアチアに惜しくもPK戦で負けてしまいましたが、日本のサッカーを世界中に知ってもらえた大会だったと思います。高校サッカー選手権では岡山学芸館高校が岡山勢初の全国優勝を果たし、いつもより見応えのある試合だったと思います。
そして、このW杯や、高校サッカーを観戦してサッカーを始めてみようと思った方や、部活や社会人チームでもっと頑張って自分もW杯カップや、選手権大会に出てみたい!もっと上手くなりたい!と思った方は少なくないと思います。
今回はサッカーで多い膝の怪我や、怪我をしない為のトレーニングなどを書かせていただきます。
オスグッドシュラッター病
膝に腫れや痛みが発生する原因
オーバーユース(使い過ぎ)による成長期の代表的な膝の痛みです。
キック動作やジャンプ動作やダッシュなどで「大腿四頭筋」と呼ばれる太ももの前面の筋肉に負担がかかり、筋肉が緊張して柔軟性が無くなり大腿四頭筋が付着する脛骨粗面を引っ張り続けて少しずつ突出して炎症が起き、腫れや痛みが起こります。
重症になると脛骨粗面と呼ばれる骨が裂離する場合もあります。
発症年齢は小中高生の10〜15歳の成長期の子供に多く見られ、正座が痛くて出来なかったり、階段の登り降りが出来なかったりするのが特徴です。
オスグッドシュラッター病にならない為の予防法
キックやジャンプ動作で使う大腿四頭筋のストレッチをスポーツの前後に行い、柔軟性の改善を行ってください。
一度練習メニューを見つめ直して練習の強度が自分にあっているのかを考え直し、負荷がかかり過ぎないようにしましょう。
あいあい整骨院での治療法やメニュー
最初に患部に炎症所見があるかの確認を行い、炎症所見があれば患部をアイシングし、鍼治療などで筋肉を緩めていきます。
炎症が無ければ、あいあい整骨院オリジナルの「トータルバランス療法」で身体の歪みや捻れを整え、「大腿四頭筋」の緊張などを取り痛みの出にくい身体作りをしていきます。
必要であれば膝のテーピングを行います。
通院頻度と治療回数
最初のうちは痛みも強いので、3日~4日に一回のペースで来院していただければと思います。
目安として約一ヶ月続けられると痛みは軽減してきます。
腸脛靭帯炎(ランナー膝)
ランニングによる膝の障害で膝の曲げ伸ばし(屈伸運動)を行っている際に大腿骨の外側顆と腸脛靭帯が擦れて膝の外側に痛みが発生します。
膝の外側に痛みが発生する原因
原因はオーバーユース(使い過ぎ)で起こります。陸上の長距離のランナーなどに多いですが、サッカーでも走りのメニューが多くて膝に負担がかかり続けると痛めやすくなります。O脚の方はより痛めやすくなります。
腸脛靭帯炎(ランナー膝)にならない為の予防法
オーバーユース(使い過ぎ)が原因で起こり、走る量や距離が今の身体に耐えられなくなったり、疲労が回復しきってない中でランニングを繰り返したり、走るフォームに癖があったり、硬いアスファルトを走ったり、シューズが自分に合っていなかったりすると、足や膝に負担がかかり続け痛みを誘発します。
まずは、練習の前後にストレッチを行い、疲労を残さないようにしましょう。「大腿筋膜張筋」、「腸脛靭帯」を伸ばし、ストレッチしてあげる事により、膝への負担は軽くなります。
硬い路面や、硬い土などは走らずに整備した土のグラウンドや芝のグラウンドで走ると膝への負担は軽くなります。
スパイクも自分の足に合ったスパイクを選びましょう。履いた時に親指のつま先から、スパイクの先との間に親指を横にした一本分の幅が適切な幅ですので参考にしてみてください。
あいあい整骨院での治療法やメニュー
患部に炎症所見があるかの確認を行ない、炎症があれば患部をアイシングや、鍼治療などを行います。その後はあいあい整骨院オリジナルの「トータルバランス療法」で身体の歪みや膝関節の捻れや、「大腿筋膜張筋」の筋緊張を整えて不良姿勢を改善し痛みの出にくい身体作りをしていきます。
必要であれば患部に超音波や、テーピングなどを貼り筋肉のサポートをしていきます。
通院頻度と治療回数
最初のうちは痛みも強いので、3日~4日のペースで来院していただけたらと思います。
目安として一ヶ月ほど続けられると痛みなどは軽減してきます。
鵞足炎(がそくえん)
膝の内側に痛みが発生する原因
膝の内側にある「縫工筋」、「薄筋」、「半腱様筋」という3種類の筋肉が内側側副靱帯と擦れ合ったりして痛みが出ます。
鵞足炎も膝の使いすぎによるオーバーユースで起こり得ます。
X脚の方は膝が内側に入りやすく、鵞足部分にストレスが掛かります。
鵞足炎(がそくえん)にならない為の予防法
鵞足炎の1番の原因はオーバーユース(使いすぎ)で筋疲労が起こり筋肉の柔軟性が落ちて怪我に繋がりますので練習前後に「縫工筋」、「薄筋」、「半腱様筋」の三つの筋肉をストレッチしてあげる事で予防に繋がります。
あいあい整骨院での治療法やメニュー
患部に炎症所見があるかの確認を行ない、炎症があれば患部をアイシングや、鍼治療などを行います。その後はあいあい整骨院オリジナルの「トータルバランス療法」で「縫工筋」、「薄筋」、「半腱様筋」の緊張や、膝関節の捻れや、膝に負担のかかっている姿勢を改善し痛みの出にくい身体作りをしていきます。
必要であれば患部に超音波や、テーピングなどを貼り筋肉のサポートをしていきます。
通院頻度と治療回数
最初のうちは痛みも強いので、3日~4日のペースで来院していただけたらと思います。
目安として一ヶ月ほど続けられると痛みなどは軽減してきます。
膝蓋腱炎(ジャンパー膝)
膝の前面に痛みが発生する原因
元サッカー日本代表の内田篤人選手も現役時代に悩んだ膝蓋腱炎は主に運動時に膝の前面が痛みます。
ジャンプやランニング動作などを繰り返す事によりオーバーユースになり、膝蓋骨(膝のお皿)と脛骨を繋ぐ膝蓋腱に痛みが発生します。
成長期の小児に多く、筋肉や骨の成長が完璧でない時などに負荷をかけ続けると痛めやすくなります。
重症度によって異なりますが、軽度の場合は普段生活では痛みは感じず、サッカーなどスポーツのプレー中に痛みを伴う事がありますが、我慢をすればプレーができるほどの痛みです。
重症度が増すと普段から常に膝に痛みがあり、満足に練習などが出来なくなります。
それでも我慢をして続けると膝蓋腱を痛めるだけでなく、膝の靭帯などを断裂する恐れもあります。
1度靭帯が切れてしまうと元には戻らないと思ってもらえたらと思います。
膝蓋腱炎(ジャンパー膝)にならない為の予防法
練習の前後に念入りにストレッチを行います。
伸ばしてほしい筋肉は、膝蓋骨にまで付着する大腿四頭筋です。ここが固くなる事で膝蓋骨を引っ張り続けている状態なので膝蓋腱に負担がかかり続けます。
上記のオスグッドと同じストレッチをしていただけたらと思います。
少しでも膝に違和感があれば練習後に患部にアイシング(冷却)を行いましょう。
あいあい整骨院での治療法やメニュー
患部に炎症所見があるかの確認を行ない、炎症があれば患部をアイシングや、鍼治療などを行います。その後はあいあい整骨院オリジナルの「トータルバランス療法」で身体の歪みや捻れを整え、「大腿四頭筋」の緊張や、膝に負担のかかっている不良姿勢を改善し痛みの出にくい身体作りをしていきます。
必要であれば患部に超音波や、テーピングなどを貼り筋肉のサポートを行います。
通院頻度と治療回数
最初のうちは3日~4日のペースで来院していただけたらと思います。
目安として一ヶ月ほど続けられると痛みなどは軽減していきます。
まとめ
今回はサッカーに多い膝の外傷について書かせていただきました。
少しでも当てはまる症状があり、放置をしてしまうと痛みが長引き慢性的な症状になってしまうので早めの処置をあいあい整骨院では推奨しております。
上記の症状以外にもお身体で気になる事があればあいあい整骨院へお越しください。