こんにちは。あいあい整骨院の大田です。
本日は日々の生活で切っても切り離せない歩く事。その歩行の中心になる関節の股関節。
あいあい整骨院では、股関節の痛みで来院される方が多く来院されます。
もし、今股関節の痛みでお悩みの方に少しでもお力になればと思い股関節の痛みについていろいろ書かせて頂きます。
あなたの股間節の痛みはどれですか?
立っていると痛くないが歩くと痛い。階段を上る事はできるが降りる際に痛い。
目次
足がつけないぐらい痛い。歩けない。夜も眠れない。
この痛みは股関節の炎症症状が強く病状も非常に悪いです。考えられる股関節の病態としては下記の病状が考えられます。
変形性股関節症(重症)
股関節の軟骨の摩耗や、骨盤の臼蓋、大腿骨の骨頭が変形して股関節に炎症を起こし痛みを発生させています。
足がつけないぐらいの痛みが出ていると非常に強い炎症が股関節に起こっています。対処法として痛みのある股関節を冷やしてあげてください。
決して温めたり揉んだりしないようにしましょう。早期の症状でしたら保存療法であいあい整骨院でも対応が可能ですが、長期に同様の症状が見られる場合は早めに整形外科の受診をしてください。
大腿骨頸部骨折
骨粗鬆症の高齢者が転倒やしりもちをついてなる事が多いです。
発生直後は動けることが多く、時間がたつにつれてどんどん痛みが出てきます。転倒して夜寝られないぐらいの痛みが出たら早急に整形外科の受診をしてください。
大腿骨頭壊死
太ももにある大きな骨の大腿骨は股関節と膝関節を形成しています。
その股関節部に上から骨頭→頸部→転子部→転子下と部位が分かれており、大腿骨骨頭壊死とはこのうちの骨頭の血流が何らかの理由で途絶えてしまい壊死する病態です。
壊死した場所は血流がなく回復しないため骨がもろくなり潰れて痛みを発生させます。骨頭壊死には原因(骨折など)がはっきりしている続発性と、原因不明の特発性に分けられます。
こちらも整形外科に受診してレントゲンなどで確定診断をして治療を行ってください。壊死部が少ない軽度のものは手術を必要とせず保存療法での治療も行う事が出来ます。重度の物は人工骨頭置換術を行う事が多いです。
鼠経ヘルニア
初期症状では、鼠径部の皮膚のツッパリ感や鼠径部に膨らみなどが出てきます。
進行すると歩くことができないほどの痛みが出ます。さらに進行すると腸閉塞などを起こすことがありますのでこういった症状があった場合は早めに病院を受診してください。
治療法
基本的に夜も眠れないほどの股関節の痛みの場合あいあい整骨院で行える事は少ないです。
応急処置としては痛みのある方を上にして横向きで寝てください。
その上に保冷剤などで冷やして頂くと痛みが和らぐと思います。
立っていると痛くないが歩くと痛い。階段を上る事はできるが降りる際に痛い。
この痛みは筋肉に起因している事が多いです。
長時間の立ちっぱなしのお仕事や座りっぱなしのデスクワークをする方に起こる事が多いです。
また、高齢者の方などで筋肉量が減っている方にも起こりやすいです。
原因の筋肉としては大腿筋膜張筋、四頭筋などの緊張が強く筋肉を緩める必要があります。また、場合により下記の病状が考えられます。
変形性股関節症(軽度)
歩行時に痛みがあり、日により良かったり悪かったりします。
日々のストレッチや筋トレにより改善する事も多くあいあい整骨院でも改善されている方も多いです。整形外科でのレントゲンで診断を受けてから来院されている方も多数おられます。
単純性股関節炎
原因不明の痛みで10歳以下の小児に起こる事が多いです。まれに大人にも起こります。
急に起こり2~3週間で症状が衰退していきます。場合によりペルテス病(小児に起こる阻血性の大腿骨骨頭壊死)の可能性もありますのでお子さんが股関節を痛いと言った場合は1度整形外科に受診して頂く事をお勧めします。単純性股関節炎の場合でしたらあいあい整骨院でも対応可能です。
治療法
あいあい整骨院では足の関節、膝の関節、股関節、骨盤の歪みを正常に整え、大腿筋膜張筋や四頭筋が緊張する原因を取り除いた後に筋肉を緩めていきます。また、ストレッチなどの指導もさせていただきます。
痛みがある程度収まってきましたら、EMS(筋肉を付ける事ができる電気の機械)で予防をしていく事をお勧めします。より、改善率があがります。
期間・回数
回復までの期間としては1ヶ月~2か月で5回~10回で良くなる方が多いです。その後メンテナンスでの通院をお勧めしています。メンテナンスを行っている方の再負傷率が格段と下がります。
歩いたりしても痛みがでないが、足を開くと内側が痛い。
この痛みは、スポーツや強いストレッチを行った際に筋肉を傷めている事が原因で起こりやすいです。
原因の筋肉としては内転筋、縫工筋、恥骨筋などです。場合により炎症を起こしている事があるのでむやみにストレッチやマッサージを行うと痛みがひどくなるケースがあります。
治療法
あいあい整骨院では足の関節、膝の関節、股関節、骨盤の歪みを正常に整え、大内転筋、縫工筋、恥骨筋が緊張する原因を取り除いた後に筋肉を緩めていきます。
炎症を起こしている場合は冷やしてテーピングで圧迫や固定を行います。また、ストレッチなどの指導もさせていただきます。
期間・回数
回復までの期間としては1週間~2週間で5回~10回で良くなる方が多いです。
その後はストレッチなどの指導をさせていただきます。
歩いている際に股関節の外側が痛い。歩いていると音がする。
この痛みはX脚の方に多く、長時間歩くお仕事や階段の上り下りの多いお仕事をされている方に発生しやすいです。
原因として大腿骨にある大転子部と人体で一番大きい靭帯の腸脛靭帯が擦れる事により発生します。
大腿筋膜張筋や腸脛靭帯を緩める事により改善する場合もありますが、X脚の治療も行っていく必要もあります。
治療法
あいあい整骨院では足の関節、膝の関節、股関節、骨盤の歪みを正常に整え、大腿筋膜張筋や腸脛靭帯が緊張する原因を取り除いた後に筋肉を緩めていきます。
また、ストレッチなどの指導もさせていただきます。痛みがある程度収まってきましたら、EMS(筋肉を付ける事ができる電気の機械)で予防をしていく事をお勧めします。より、改善率があがります。
期間・回数
回復までの期間としては1ヶ月~2か月で5回~10回で良くなる方が多いです。
その後メンテナンスでの通院をお勧めしています。メンテナンスを行っている方の再負傷率が格段と下がります。
歩くことはできるが股関節をしっかり曲げると痛みがでる。
この痛みは女性や高齢者の方に多く原因として股関節の変形もしくは腸腰筋の緊張である事が多いです。
また、腰痛を併発されている方も多数見られます。腸腰筋を緩める事により改善する方が多いです。
治療法
あいあい整骨院では足の関節、膝の関節、股関節、骨盤の歪みを正常に整え、腸腰筋が緊張する原因を取り除いた後に筋肉を緩めていきます。
筋肉を緩めた後にROM(関節可動域訓練)を行い、関節可動域を広げていきます。また、ストレッチや筋トレなどの指導もさせていただきます。
痛みがある程度収まってきましたら、EMS(筋肉を付ける事ができる電気の機械)で予防をしていく事をお勧めします。より、改善率があがります。
期間・回数
回復までの期間としては1ヶ月~2か月で5回~10回で良くなる方が多いです。
その後メンテナンスでの通院をお勧めしています。メンテナンスを行っている方の再負傷率が格段と下がります。
まとめ
以上になります。これらに当てはまらない股関節の痛みもあると思いますが、
もし股関節の痛みでお悩みの方は1度あいあい整骨院にご来院してご相談ください。