こんにちは。岡山市北区のあいあい整骨院 古京町院、柔道整復師の細川です。
今回は、ご相談の多い「膝の痛み」や「膝の違和感」について、膝だけを見ても解決しないケースがあるという視点から、専門的な観点を交えてわかりやすくご紹介します。
目次
膝関節とは?構造と役割

膝関節は、「大腿骨(だいたいこつ)」「脛骨(けいこつ)」「膝蓋骨(しつがいこつ/お皿の骨)」の3つの骨で構成される関節です。
これに加え、人体の関節は靭帯、半月板、関節包などの軟部組織が関節の安定性と機能を支えています。
さらに、筋肉・筋膜・神経・血管・脂肪・皮膚など、周辺組織も膝の動きに深く関わっており、単に「骨が悪い」「関節が変形している」だけで語れないのが、膝関節の奥深いところです。
膝の動きは股関節・足関節の影響を大きく受ける

例えば、片足立ちをしてみたとき、股関節の不安定さがあると膝が過剰に曲がったり、足首(足関節)が硬いとバランスをとるために膝が内側や外側へ逃げる動きをしてしまいます。
このように、膝の動作は上下の関節=股関節と足関節との連動が欠かせません。
逆に言えば、股関節や足関節の不調が「代償動作」として膝に現れ、痛みや変形の原因
■ 代償動作がもたらす代表的な変形例
- X脚(外反膝):足首が硬く膝が内側に逃げてしまう
- O脚(内反膝):股関節の外旋筋緊張により膝が外を向く
これらは先天的・構造的な骨格の問題に限らず、日常の姿勢や運動習慣、筋肉の緊張バランスによって後天的にも起こり得るのです。
膝に痛みが出たときは、膝以外も要チェック!
膝の不調や痛みがあると「膝が悪いのかな」と思いがちですが、実際は股関節や足関節の機能不全を補おうとして、膝に負担が集中しているケースも非常に多く見られます。
岡山市内の当院にご相談いただく方でも、「実は股関節の可動域制限が原因でした」「足部のアーチの崩れからきていました」という事例は珍しくありません。
■ 自宅でできる簡単チェック
- 鏡の前で正面から立ち、自分の膝の位置や向きを観察する
- スマホで歩いている姿を動画で撮ってみる
- 椅子から立ち上がるときの膝の向きや動き方を意識する
違和感があれば、早めに整骨院や専門機関でのチェックをおすすめします。
岡山市で膝の痛みを根本改善するなら、あいあい整骨院へ
あいあい整骨院では、膝のみに注目せず、全身の動作連鎖や姿勢バランスから問題を分析します。
特に当院独自の「トータルバランス療法」では、以下のような施術・指導を行っています。
- 膝関節・股関節・足関節の可動域評価とアプローチ
- 筋膜リリース・ストレッチ・骨盤矯正による動作改善
- 歩行・階段昇降・しゃがみ動作など生活動作の再教育
まとめ:膝の悩みは「膝だけ」じゃない
膝の痛みは膝関節そのものの問題だけではなく、全身の動きの中で起きている「結果」であることが多いのです。
気になる症状がある方は、ぜひ岡山市北区・古京町のあいあい整骨院までお気軽にご相談ください。
柔道整復師の細川が、あなたの健康と動けるカラダを全力でサポートします!