こんにちは、あいあい整骨院です。
今回は、近年急増している「ぎっくり腰」について、原因・対処法・予防法などを詳しく解説いたします。つらい腰痛を繰り返さないために、正しい知識を身につけましょう。
目次
ぎっくり腰ってなに?
「ぎっくり腰」とは、正式には「急性腰痛症」と呼ばれ、突然発症する激しい腰の痛みの総称です。主に1ヶ月以内に痛みが軽快または消失することが多いですが、繰り返すことで慢性腰痛へ移行する可能性もあります。
痛みの程度には個人差がありますが、特に症状が強い初期の2〜3日は「炎症期」と呼ばれ、炎症物質が多量に放出される時期です。寝返りすら打てないほどの激痛に見舞われることもあり、かつてはその強烈な痛みから「魔女の一撃」とも称されていました。
その後、痛みが少し和らぎ、我慢すればなんとか動ける程度の状態が約1週間〜10日ほど続くのが一般的です。
どうしてぎっくり腰になるの?
ぎっくり腰の原因は非常に多様で、以下のような要因が挙げられます。
- 骨盤や背骨の歪み
- 体幹や腰回りの筋力低下
- 過度な運動によるオーバーユース
- 寒暖差の大きい季節の変わり目
これらの要因により、腰周辺の関節や筋肉に異常な負荷がかかることで発症しやすくなります。日頃からのセルフケアや体のメンテナンスが重要です。
ぎっくり腰になった時の正しい対処法

まず大切なのは「無理に動かさないこと」です。 楽な姿勢を見つけ、安静を保ちましょう。
もし患部が触って「他の部位より熱く感じる」場合、それは炎症反応が起きているサインです。その際は以下のような対処を行ってください。
■ 応急処置:アイシング
- 保冷材(アイスノンなど)を薄いタオルに包み、痛む箇所にあてます
- 1回あたり5〜10分を目安に、1日数回行いましょう
※炎症のピークは発症から72時間(3日間)とされています。
この間は決してお風呂などで温めず、冷却を徹底しましょう。温めてしまうと血行が促進され、炎症が悪化する恐れがあります。
ぎっくり腰を予防するためにできること
ぎっくり腰の予防には、以下の3つの観点からアプローチすることが効果的です。
■ 姿勢の見直し
悪い姿勢が続くと骨盤や背骨に歪みが生じやすく、椎間板に過度な負担がかかります。その結果、
- 腰椎椎間板ヘルニア
- 脊柱管狭窄症
- 腰椎分離・すべり症
といった慢性的な疾患を引き起こすリスクが高まります。
■ 運動・ストレッチの習慣化
体幹や腰回りの筋肉を鍛え、柔軟性を保つことは重要です。ストレッチや軽めのトレーニングで、筋肉や関節の動きを良くしましょう。
■ 根本治療の必要性
あいあい整骨院では、骨格・筋肉・神経のバランスを整える「トータルバランス療法」を提供しています。痛みの根本原因からアプローチし、再発しにくい体づくりをサポートいたします。
ぎっくり腰以外の可能性も…
以下のような症状を伴う場合、ぎっくり腰以外の重大な疾患が隠れていることがあります。
- 下肢の痛みやしびれ
- 感覚障害(触れても感覚が鈍いなど)
- 力が入りにくい
- 排尿障害
これらの症状がある場合は、
- 椎間板ヘルニア
- 脊椎すべり症
- 脊髄腫瘍
などの可能性があるため、整形外科などの専門機関への受診が必要です。
また、高齢者で骨粗鬆症が進行している方の場合は、圧迫骨折のリスクもありますので注意が必要です。
ぎっくり腰は、あいあい整骨院で早期改善を!
当院では、急性腰痛への対処はもちろん、再発を防ぐための姿勢改善や筋力強化のための指導まで、トータルでサポートいたします。
- 痛みの早期緩和には鍼灸・電気治療・テーピング
- 慢性化を防ぐための姿勢分析と骨盤調整
- 運動療法による体幹強化
ぎっくり腰でお悩みの方は、ぜひ「あいあい整骨院」へご相談ください。
あなたの腰痛改善と健康的な生活を、スタッフ一同全力でサポートいたします。