整骨院で保険が使える症状とは?保険適応の範囲を詳しく解説します!

整骨院で保険が使える症状とは?保険適応の範囲を詳しく解説します!
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こんにちは!岡山市北区にあります、あいあい整骨院 大安寺院です!

お盆も明け、まだまだ暑い日が続きますね。
夏休みのスポーツや部活動でケガをした、帰省中の移動で腰や首を痛めた…という方も増えているのではないでしょうか。

そんなときに気になるのが「整骨院って保険は使えるの?」という疑問です。
実際に「保険が使える症状って何?」「どんなときに自己負担になるの?」と迷われる方は少なくありません。

この記事では、柔道整復師が行う施術で健康保険が適応されるケース・されないケースについて、分かりやすく解説します。
整骨院を上手に活用するためにも、ぜひ参考にしてください。

保険が使えるか疑問の様子のイラスト

保険適応になる基本の考え方とは?

整骨院では、柔道整復術(骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷など)に対して健康保険が使えると厚生労働省で定められています。
キーワードは「外傷性(ケガによるもの)」です。
つまり、「いつ・どこで・何をしていて・どう痛めたか」が明確な症状が対象です。

健康保険が使える主な症状

以下の症状は原則として保険適応となります。

捻挫(ねんざ)

例:足首をひねった、手首をついたときに痛めた など
→関節や靭帯を痛めた場合。スポーツや転倒で多い症状。

打撲(だぼく)

例:机にぶつけた、転倒して体を強く打った など
→皮下組織の損傷。内出血や腫れを伴うこともあります。

挫傷(ざしょう)=筋肉の損傷

例:重たい物を持って腰を痛めた、急に動いて筋肉がつった など
→「筋肉の肉離れ」や「筋違い」なども含まれます。

骨折・脱臼(応急処置または医師の同意後)

→応急処置の場合は保険対応可能。継続施術には医師の同意が必要。
※例:突き指、肋骨骨折、肩の脱臼など。

ケガをしているイラスト

保険が使えない主な症状とその理由

以下は保険対象外(=自費施術)となるケースです。

  1. 慢性的な肩こり・腰痛

→日常生活や仕事による「疲労性」「慢性症状」は保険適応外。
ただし、ぎっくり腰や寝違えなど急性の場合は保険が使える可能性があります。

  1. 神経痛・坐骨神経痛などの症状名

→これらは病名であり、整骨院で保険施術ができる「傷病名(打撲・捻挫など)」とは異なるため適応外です。

  1. 加齢による関節の変形(変形性膝関節症など)

→加齢や生活習慣による痛みは保険対象外。整形外科では保険適応となることもあります。

  1. 原因がはっきりしない痛み(いつ・どこで痛めたか不明)

→ケガによるものでなければ健康保険の対象外になります。

交通事故や労災での取り扱いについて

交通事故の場合

→自賠責保険(任意保険)による対応となり、健康保険ではなく保険会社とのやり取りになります。
あいあい整骨院での施術も対応可能ですので、まずはご相談ください。

労災の場合

→仕事中や通勤中のケガは労災保険の対象。会社・労基署の書類提出が必要となります。

保険適応を受ける際の注意点

  • 初検時には「いつ・どこで・どうやって痛めたか」をしっかり伝えましょう
  • 通院が長期に及ぶと保険対象外とされることもあります(特に慢性化した症状)
  • 他院(整形外科)と同時に同じ部位を施術する場合、保険請求ができないこともあります

 

急性期のケガに効果的!整骨院で使える物理療法とは?徹底解説します

「ケガをしたばかりだけど、温めていいの?冷やしたほうがいい?」
「整骨院で電気治療ってどんな効果があるの?」

このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
整骨院では、捻挫・打撲・挫傷などの急性期(ケガ直後~数日以内)に対し、適切な物理療法を行うことで痛みの緩和や腫れの抑制、回復促進を図っています。

この記事では、急性期に使用できる代表的な物理療法の種類・目的・注意点をわかりやすくご紹介します。

物理療法とは?

物理療法とは、電気・温熱・寒冷・超音波・光線・水など、物理的なエネルギーを使って痛みを和らげたり、組織の回復を促進する治療法です。

整骨院やリハビリ施設などで広く使用されており、特に急性期のケガや炎症抑制に有効です。

急性期とはいつまで?

急性期とは、ケガをしてから72時間(3日間)程度までの期間を指します。

この時期は、損傷部位に炎症が起き、以下のような症状がみられます。

  • 熱感(あつい)
  • 腫脹(はれている)
  • 疼痛(ズキズキ痛む)
  • 発赤(赤くなっている)
  • 可動域の制限(動かすと痛い)

この期間に適切な処置を行うことで、症状の悪化や長期化を防ぐことができます。

各物理療法の特徴と効果

アイシング療法(RICE処置)

冷却による血管収縮効果で炎症・内出血・腫脹を抑制。
特に捻挫・打撲・筋損傷などに対して最初に行うべき処置です。

  • 推奨時間:1回15~20分程度
  • 頻度:1日に数回(間隔を空けて)
  • 注意点:凍傷を防ぐため、タオルなどで巻いて使用
電気刺激療法(ハイボルト療法)

高電圧の電気刺激で神経ブロック作用を発揮し、痛みを即座に軽減します。
深部組織までアプローチでき、急性の炎症や筋スパズムにも効果的です。

  • 効果:即効性が高く、可動域の改善が早い
  • 感覚:ピリッとした刺激(痛みはほぼなし)

超音波療法(1MHz・3MHz)

高周波の音波を用いてミクロマッサージ効果を発揮。
血流改善と細胞活性化により、組織の修復をサポートします。

  • 急性期には「パルスモード」で使用(温熱効果を抑える)
  • 痛みなく深部組織まで届くのが特長
微弱電流療法(マイクロカレント)

感じるか感じないかの極めて弱い電流を用いて、生体電流の流れを整える療法。
急性期の痛みや腫れに優しく作用し、治癒を促進します。

  • 特徴:無痛・低刺激で子どもや高齢者にも安全
  • 効果:疲労回復、筋損傷の回復に優れる
圧迫・固定(テーピング・包帯)

患部の動きを制限し、余計な負荷をかけないように保護します。
「安静(Rest)」を促し、RICE処置の一環としても行われます。

  • 圧迫しすぎないよう注意
  • 日常生活や運動中の再負傷予防にも有効

急性期に避けるべき物理療法

以下のような施術は、急性期には悪化のリスクがあるため避けるべきです。

  • 温熱療法(ホットパック・温泉・お風呂など)
    →血流が促進されすぎて炎症が悪化することがあります。
  • 強いマッサージや指圧
    →組織の損傷を広げる可能性があるため注意が必要です。
  • ストレッチや関節運動の無理な実施
    →痛みがあるうちは安静第一。慢性期に移行してから再開しましょう。

まとめ

急性期に適切な物理療法を行うことで、回復のスピードが大きく変わります。
「あいあい整骨院」では、ケガの状況を的確に判断し、状態に合わせた施術プランをご提案しています。

「これは冷やす?温める?」「電気治療って何に効くの?」
そんな疑問にも丁寧にお答えしますので、まずはお気軽にご相談ください。

 

 

あいあい整骨院では大安寺院、新保院、津山院、古京町院、倉敷連島院と5院、岡山県内に展開しています。また、土日祝日も診療しており20:00まで受付をしておりますので、遅くまでお仕事がある方でも通いやすくなっております。

是非、あいあい整骨院へご相談いただければと思います。

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記事投稿者

あいあい整骨院 大安寺院 院長の中原大観です。1人でも多くの人の悩みを解決し、笑顔になり幸せになってもらいたくてこの仕事をしています。

岡山市北区にあります、あいあい整骨院 大安寺院 院長の中原大観です。
祖母の通っている整骨院に初めて行った時、患者さんの「先生本当にありがとうね。すごく楽になったわ。」という言葉に僕は惹かれ、この仕事を目指しました!その整骨院の先生を見た時にとても幸せそうにしていたのを覚えてます。誰かを幸せにすることで自分も幸せになるのだと思いました。
1人でも多くの人の悩みを解決し、笑顔になり幸せになってもらいたくてこの仕事をしています。
お身体のことでしたら、どんな悩みでもご相談ください!
毎日、元気で笑顔になれるよう一緒に解決しましょう!

大安寺院(岡山市北区) 院長 中原 大観

玉島高等学校を2010年卒業、朝日医療大学校を2013年卒業。2013年から2016年まで岡山市中区の整骨院に勤務。2016年から2020年まで岡山市南区に整骨院に勤務。2020年にあいあい整骨院に入社し、2022年よりあいあい整骨院大安寺院の院長に就任。
柔道整復師、鍼灸師の資格を保持。

身体の痛みなどでお困りでしたら、お気軽にお問い合わせください

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