あらゆる関節の痛みと原因について

あらゆる関節の痛みと原因について
ブログ

こんにちは!あいあい整骨院です!

今回は皆さんが困っているあらゆる関節の痛みの原因について

ブログを書かせてもらいます。

いろんな関節を痛めている人の画像

まず関節痛とは?

関節は身体を動かすために必須な組織で、それゆえに機械的な刺激を受けることが多く炎症(関節炎)をとても起こしやすくなっています。関節炎が起きると関節に痛みが走り、関節痛と呼ばれるものになってきます。

原因としては感染症、怪我、アレルギー、状態異常などが考えられます。

 

どんな原因で関節に痛みが出ているのかを知るには痛む場所が1箇所かそれ以上なのか、急性なのか慢性なのかがとても重要になってきます。

 

1ヶ所で急性:痛風、怪我(外傷)、感染

複数ヶ所で急性:細菌やウイルス感染、リウマチや膠原病などの初期症状もこれにあたります。

1ヶ所で慢性的:変形性膝関節症や軟部組織損傷の疑いがあります。

複数ヶ所で慢性的:内分泌疾患や膠原病、関節リウマチなどがこれに当てはまります。

足を捻った、風邪をひいた際に関節痛が出てきたなどは「急性」の関節痛です。一方、加齢により関節の軟骨が擦り減るなどすると、毎日のように痛みを感じます(変形性関節症)。これが「慢性」の関節痛です。特に日本人に最も多いのは変形性関節症です。加齢とともに骨と骨の間のクッションの役割をする軟骨がすり減って痛みが発生します。

 

変形性関節症とは?

関節表面を覆っている関節軟骨は軟骨細胞と関節外の2型コラーゲンとプロテオグリカン(糖タンパク)が主成分になっています。関節軟骨自体には、血管・リンパ管・神経は存在せず、ヒアルロン酸と糖タンパクを豊富に含む滑液によって栄養されています。

 

関節の中でとても変形性関節症を起こしやすいのは膝関節・股関節がとても多く、上肢では労働者の肘関節がしばしば発症し、問題となっています。現在、50歳以上の1000万人が変形性関節症の膝痛を経験しています。

症状

関節炎に伴う自発的疼痛や腫脹、腫脹による動かしづらさ(可動域制限)が生じてしまいます。軟骨が擦り減る事で関節炎が起こりやすくなり、荷重の繰り返しにより疼痛を感じやすくなってしまいます。

軟骨が消失してしまうと、ある一定の荷重刺激により疼痛を感じ、その動作を繰り返してしまう為、徐々に悪化していきます。関節炎の繰り返し動作により関節包が繊維化してしまい、疼痛閾値が低下していきます。動き始めのこわばりや動かしづらさも感じるようになってきます。

そして、広範囲に軟骨が消失すると関節への負荷によりさらに疼痛を感じやすくなり、可動域制限が増悪し、動かしづらさも著明に現れてきます。

骨棘形成が進行すると関節拘縮を起こしやすくなります。

 

色々な炎症性疾患、軟骨脆弱性の素因、外傷、関節形成不全、関節動揺性が関節症発症の原因となり悪化の誘因となります。関節への負荷により軟骨磨耗から骨組織の破壊が生じると関節は変形し、変形と症状の悪化の悪循環を起こしてしまいます。

関節に痛みが出ているイラスト

特に膝の痛みを訴える方が多く、男女比は1:4と女性に多く見られ、高齢者になるほど罹患率は高くなります。

症状は水が溜まり、初期では立ち上がりや歩きはじめなど動作の開始時のみに痛みがあり、休めば痛みがとれるが中期になると正座や階段の昇降が困難となり、末期になると安静時にも痛みが中々とれず、変形が目立ち、膝がピンと伸びず(関節可動域制限)歩行が困難になってしまいます。

膝が痛くなると痛みで膝関節を伸ばしておきにくくなります。この状態が続くと、背中を真っ直ぐに伸ばした姿勢では体重を支えることができなくなり、より膝の関節軟骨や支える筋肉に負担がかかります。このため、膝の痛みがより引き起こされやすい状態になります。

 

関節への負荷を減らす方法としては姿勢矯正や筋力トレーニングなどがとても有用です。

 

変形性関節症の他にも関節の痛みを訴える病気はかなりあります。

例えば痛風、リウマチなどがこれに当てはまります。

 

痛風

突然、足の親指などの関節が腫れて激痛におそわれる病気で、男性に多い病気です。この症状は発作的に起こることから「痛風発作」とよばれ、発作が起こると、2~3日は歩けないほどの痛みが続きます

 

痛風には、「高尿酸血症」という病気が潜んでいます。高尿酸血症とは、体内でつくられる尿酸が増えすぎている状態の事で体の新陳代謝により発生する老廃物で通常、体内の尿酸は産生と排出のバランスを保ちながら、一定の量に保たれるようになっていますが、尿酸が過剰につくられたり、排出がうまくいかなくなったりすると、体内の尿酸は一定量を超えてしまいます。こうして血液中の尿酸の濃度が常に7.0mg/dlを超えた状態が高尿酸血症です。

尿酸濃度が高い状態が続くと、血液に溶け切れなかった尿酸は結晶化して、関節や組織にたまっていき、関節にたまった尿酸結晶に対して免疫細胞が反応し、炎症を起こして痛風となるのです。

 

痛風は命に関わる事もあり、様々な合併症を引き起こしてしまいます。

例えば糖尿病や脂質異常症、高血圧などです。

これらは動脈硬化症の最大の危険因子でもあり、複数を併せ持つ事で、狭心症や心筋梗塞などの心疾患、脳出血や脳梗塞の脳血管疾患を引き起こす事もあります。

痛風の症状が当てはまるようなら早期に病院への受診をおすすめします。

 

関節リウマチ

関節リウマチとは、関節が炎症を起こし、軟骨や骨が破壊されて関節の機能が損なわれ、放っておくと関節が変形してしまう病気です。

腫れや激しい痛みを伴い、関節を動かさなくても痛みが生じるのが、他の関節の病気と異なる点です。

手や足の関節で起こりやすく、左右の関節(両側性)で症状が生じやすいことも特徴です。

その他にも発熱や倦怠感、朝のこわばりや食欲不振などの全身症状が生じ、関節の炎症が肺や血管など全身に広がることもあります。

関節リウマチが発症するピーク年齢は30~50歳代で、男性よりも女性の方が多く発症します。(男女比 1:4)

また、60歳以降に発症する方も少なくありません。

関節リウマチで生じる関節の腫れと痛みは、免疫の働きに異常が生じたために起こると考えられます。免疫は、外部から体内に侵入してきた細菌やウイルスなどを攻撃して破壊し、それらを排除する働きを担っています。

しかし、免疫に異常が生じると、誤って自分自身の細胞や組織を攻撃してしまいます。それにより炎症が起こり、関節の腫れや痛みとなり、更には自身の骨や軟骨を破壊していきます。

早期に発見して適切な治療を行えば、症状をコントロールして関節破壊が進行するのを防ぐことができます。

関節リウマチではないかと思ったら、早めに病院の診察を受けることをお勧めします。

 

紹介した疾患の中でも痛みを軽減できる変形性膝関節症のストレッチを紹介します。

 

  • 太ももの前を鍛えるストレッチ
  • 膝の下にタオルや枕を置き寝る
  • 膝の下に置いたタオルや枕を押す
  • そのまま5~10秒止めて、力を抜く。
  • 左右交互にやっていきます。
ストレッチの画像 ストレッチの画像
  • 太ももの外側を鍛えるストレッチ
  • 横向きに寝る
  • 上の脚を伸ばしたまま股を開くようにゆっくり上げる
  • そのまま5秒止めてゆっくりおろす。
ストレッチの画像 ストレッチの画像

※回数は筋力や痛みに応じて調整をする。

 

まとめ

当院では専門的な知識をもとにお身体の不調や患者様が訴える痛みに対してトータルバランス療法と言う当院独自の治療法で治療をしております。「完治」「根治」「予防」をもとに姿勢の矯正や疼痛緩和を目的とした治療になっており、お身体に必要なストレッチや筋力トレーニング、日々の生活習慣でのアドバイスも行っているので、もし気になる方やお身体に少しでも不調を感じた際にはあいあい整骨院までご連絡お待ちしております🐵

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記事投稿者

あいあい整骨院 大安寺院 院長の中原大観です。1人でも多くの人の悩みを解決し、笑顔になり幸せになってもらいたくてこの仕事をしています。

岡山市北区にあります、あいあい整骨院 大安寺院 院長の中原大観です。
祖母の通っている整骨院に初めて行った時、患者さんの「先生本当にありがとうね。すごく楽になったわ。」という言葉に僕は惹かれ、この仕事を目指しました!その整骨院の先生を見た時にとても幸せそうにしていたのを覚えてます。誰かを幸せにすることで自分も幸せになるのだと思いました。
1人でも多くの人の悩みを解決し、笑顔になり幸せになってもらいたくてこの仕事をしています。
お身体のことでしたら、どんな悩みでもご相談ください!
毎日、元気で笑顔になれるよう一緒に解決しましょう!

大安寺院(岡山市北区) 院長 中原 大観

玉島高等学校を2010年卒業、朝日医療大学校を2013年卒業。2013年から2016年まで岡山市中区の整骨院に勤務。2016年から2020年まで岡山市南区に整骨院に勤務。2020年にあいあい整骨院に入社し、2022年よりあいあい整骨院大安寺院の院長に就任。
柔道整復師、鍼灸師の資格を保持。

身体の痛みなどでお困りでしたら、お気軽にお問い合わせください

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