皆さんこんにちは、あいあい整骨院津山院の小林です。

本日は私が学生から社会人までしていた、バレーボールでの怪我についてお話します。特に多い「足首の捻挫」について詳しく解説していきます。
目次
バレーボールで起きやすい足首の捻挫とは?
ジャンプ着地のリスクとは?
バレーボールはジャンプが多く、着地時に相手選手の足を踏んでしまうなどの事故により足首をひねることが多発します。
足首の可動域と靭帯損傷の関係
足首が通常の可動域を超えて内側や外側に過剰に動いてしまうと、靭帯が損傷し「捻挫」となります。
内反捻挫が多い理由とは?
内反(内がえし)捻挫が多いのは、外くるぶしが内くるぶしよりも下に位置しており、可動域の制限が少ないため。また、外側の靭帯の方が強度が弱く、損傷しやすいという特徴もあります。

足首の捻挫の種類と損傷する靭帯
内反(うち返し)捻挫で損傷しやすい靭帯
・前距腓靭帯(ぜんきょひじんたい)
・踵腓靭帯(しょうひじんたい)
・後距腓靭帯(こうきょひじんたい)
この中でも、特に前距腓靭帯は前方に位置し薄いため損傷しやすいです。

外反(外がえし)捻挫で損傷する三角靭帯
・前脛距靭帯(ぜんけいきょじんたい)
・脛舟靭帯(けいしゅうぶじんたい)
・脛踵靭帯(けいしょうぶじんたい)
・後脛距靭帯(こうけいきょじんたい)
三角靭帯はとても強靭ですが、損傷する場合は骨折の疑いもあるため注意が必要です。

足首を捻挫した直後にやるべき「RICE処置」とは?
Rest(安静)
患部を安静に保ち、さらなる損傷を防ぎます。
Icing(冷却)
氷嚢や保冷剤を使って15~20分の冷却を繰り返しましょう。冷湿布では冷却効果が足りません。
Compression(圧迫)
包帯やテーピングで患部を適度に圧迫し、内出血や腫れを防ぎます。
Elevation(挙上)
心臓より高い位置に足を置くことで、腫れや内出血の吸収を早めます。
足首の捻挫からの回復に必要なリハビリとトレーニング
可動域訓練(リハビリ)の開始時期と目的
受傷後3日~1週間で腫れや痛みが引いてきたら、関節の動きを戻すリハビリを開始します。
ストレッチ・筋トレで再発予防
- タオルギャザー:足の指でタオルを手繰り寄せるトレーニング
- チューブトレーニング:足首の周囲筋を鍛える運動
- バランストレーニング:片足立ちやバランスボードでの安定性向上
バレーボール選手が足首の捻挫を再発しないために
テーピングやサポーターの活用
プレー前後で足首を固定することで捻挫の予防になります。
フォーム改善と着地の意識づけ
ブロックやスパイク後の着地を安定させる意識が重要です。
定期的な体のメンテナンスの重要性
怪我の早期発見・対応のためにも定期的な整骨院での施術がおすすめです。
あいあい整骨院での足首捻挫の施術内容
受傷直後の検査と応急処置
骨折の疑いがある場合は連携する病院への紹介を行います。骨折がなければアイシングとテーピング処置を行います。
回復期の施術(超音波・リハビリ)
腫れが引いてきたら、超音波で組織の修復を促し、動きの回復と筋力維持を行います。
早期復帰を目指したアスリート向け対応
日常生活への早期復帰やスポーツ復帰を目指し、段階的にトレーニングを指導します。
足首の捻挫は適切な対応とリハビリで確実に回復できます|あいあい整骨院 津山院にご相談を
足首の捻挫はしっかりとした初期対応と、段階的なリハビリを行えば早期に回復が見込めます。バレーボールを続けたい、早く復帰したいという方は、ぜひあいあい整骨院 津山院までご相談ください。