こんにちは、あいあい整骨院の小林です。
本日は、ゴルフで起こりやすい身体の痛みと、その治療法についてご紹介します。
人気のスポーツであるゴルフですが、スイングや構えの動作は身体にさまざまな負担をかけます。
あいあい整骨院にも、ゴルフによる首・肩・肘・手首・背中・腰の痛みでご来院される方が多数いらっしゃいます。
本記事では、部位ごとの原因と、あいあい整骨院での施術方法について詳しく解説していきます。
目次
ゴルフで痛みが出やすい部位一覧
部位別の痛みの原因と整骨院での治療法
首の痛み
ゴルフスイングでは「ヘッド・ビハインド・ザ・ボール」の意識で頭を固定するため、首への負荷が大きくなります。さらに下を見る姿勢は、首〜肩〜背中に負担をかけやすく、首まわりの筋肉が緊張しやすい状態になります。
首の治療法
全身調整で柔軟性を高め、首にかかるストレスを軽減。さらにEMSで頭部を支える筋肉を強化して症状の改善を図ります。
週2回の施術を2週間継続 → 改善に合わせて間隔を調整 → 月1回のメンテナンスを推奨
肩の痛み
いわゆる「ゴルフ肩（スイングショルダー）」は病名ではなく、ゴルフ動作によって肩関節や周囲の組織に繰り返し負荷が加わることで起きる症状です。
腱板損傷・上腕二頭筋腱炎・インピンジメント・関節症など、多様な障害が隠れている場合があります。
肩の治療法
動きの悪い関節の調整、患部への超音波治療、テーピングで可動を制限しながら早期回復を図ります。
週2回の治療×2週間 → 症状軽減に伴い頻度を調整
肘の痛み（ゴルフ肘）
「ゴルフ肘」は正式には上腕骨内側上顆炎と呼ばれ、手首を動かす筋肉が繰り返し使用されることで肘内側に炎症が起きます。
肘の治療法
腫脹・熱感がある場合はアイシング・テーピング → 痛みが落ち着いた後、超音波・手技療法・関節調整で改善。
週3回 → 改善に応じてペースを調整（プレーしながら相談）
手首の痛み
手首では腱鞘炎やTFCC損傷（三角線維軟骨複合体）などが代表的です。スイングやダフりの衝撃で小指側を痛めるケースが多いです。
手首の治療法
患部安静、アイシング、テーピング → 超音波治療＋前腕筋の調整＋手関節アライメント調整。
週3回 → 回復に応じてプレー再開と並行し調整
背中の痛み
背中の痛みは、姿勢不良（猫背）・筋力不足・身体の左右差が原因で起こりやすく、菱形筋や広背筋にストレスがかかります。
また、肋骨の疲労骨折にも注意が必要で、無理なスイングを続けると第6〜7肋骨に発生することがあります。
背中の治療法
肋骨の疲労骨折が疑われる場合は整形外科受診を推奨。その他は全身調整・姿勢改善・EMSによる筋力強化を実施。
週2回 → 改善後は週1 → 月1〜2回のメンテナンスを推奨
腰の痛み
ゴルフスイング時には骨盤を安定させつつ、腰を前傾＋回旋させる複雑な動きが加わります。この動作では、腸腰筋・腹筋群・背部筋・大腿後面筋など多くの筋肉が関与します。
これらの筋肉の柔軟性が不足すると、腰椎への負荷が増して腰痛の原因となります。
腰の治療法
まずは全身の調整で柔軟性を向上。各関節の可動性を確保し、腰部への負担を軽減します。
週2回の施術からスタートし、改善に応じて週1回 → 月1〜2回のメンテナンスへ移行
まとめ｜ゴルフでの痛みは早期のケアが大切です
ゴルフは同じ動作の反復や片側への偏った動きが多く、首・肩・肘・手首・背中・腰など多部位に痛みが出やすいスポーツです。
痛みがある状態で無理にプレーを続けると、症状の慢性化や二次的な障害のリスクも高まります。
あいあい整骨院では、各部位の状態に合わせて検査・鑑別・施術を行い、根本改善と予防を目指します。
少しでも違和感がある方は、症状が悪化する前に、ぜひ一度ご相談ください。
ゴルフを快適に楽しみ続けるために、身体のメンテナンスはとても重要です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
